innocence

Haze of the Bullet Blossom【OFFICIAL WEB SITE】

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Lyric: atsuki

Music: Tanana

Arragne: Haze of the Bullet Blossom, Okamoto

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[Lyric]

湿り気を帯びた空気が頬の涙を乾かしてくれない。
俯いた太陽が君の顔を覗き込み、地平の淵へと去って行く。
去ることも、去られることにも慣れてしまっていた。
感情の波を押し殺しては、どうにか日々をやり過ごしている。

 

この世界を生きていくには、自分自身すらが敵で、
聞こえもしない声に怯え、脅かされている。
誰しもが持っていた筈の幼げで純粋な感性は、
「経験」というノイズに阻害され、両の目はいつしか曇っている。

 

自分を守るためにいくつもの仮面を被って、
その内に自分の本当の貌すらも分からなくった。
人生はもっとシンプルな筈なんだ。
どこかで意図と意図とがほつれてしまっただけ。
今この一瞬だけで良い。あなたの本当の貌を見せておくれよ。

 

Let me hear your honest words.
Let me hear your own innocence.
Doesn't have to be pretentious.
Let me hear it as it is.

いつからだろうか。
気持ちを抑え込むことが当たり前になったのは。
取り繕うようになったのは。
言うべき言葉を…言えなくなったのは。
「素直になりなさい」と言うに易いことが、兎角に難しくて。
「貴女へ」と、執った筆を置いてから幾月。
何が変わったと云うのか。

 

Bad habits are hard to change.
It is even more difficult when it is for oneself.
Think back to those days.
「大人」になった君は。僕は。
「あの頃」の僕たちをこの手で殺めた。

 

雨音がいやに耳に響く日は、ほんの少しだけ素直になれる。
雑音めいたこの聲が誰に届くともなく搔き消される。
僅かな一歩を踏み込む勇気を。
漂白された真白になれずとも、
この陽の下で一刻だけ...。

 

苦しみはもう要らない。
今この一瞬だけ。あなたの本当のイノセンスを。

 

Let me hear your honest words.
Let me hear your own innocence.
Doesn't have to be pretentious.
Let me hear it as it is.

 

いつか誰かにとって、暗く冷たくとも穏やかな居場所になれるような。
そんな...言葉を。

 

Your words overflowing from the depths of your heart. 
I say that "innocence".

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[和訳]

湿り気を帯びた空気が頬の涙を乾かしてくれない。
俯いた太陽が君の顔を覗き込み、地平の淵へと去って行く。
去ることも、去られることにも慣れてしまっていた。
感情の波を押し殺しては、どうにか日々をやり過ごしている。

 

この世界を生きていくには、自分自身すらが敵で、
聞こえもしない声に怯え、脅かされている。
誰しもが持っていた筈の幼げで純粋な感性は、
「経験」というノイズに阻害され、両の目はいつしか曇っている。

 

自分を守るためにいくつもの仮面を被って、
その内に自分の本当の貌すらも分からなくった。
人生はもっとシンプルな筈なんだ。
どこかで意図と意図とがほつれてしまっただけ。
今この一瞬だけで良い。あなたの本当の貌を見せておくれよ。

 

あなたの言葉を聞かせて。
あなたなりのイノセンスを。
奇麗な言葉でなくていい。
あるがままの聲を。

 

いつからだろうか。
気持ちを抑え込むことが当たり前になったのは。取り繕うようになったのは。
言うべき言葉を言えなくなったのは。
「素直になりなさい」と言うに易いことが、兎角に難しくて。
「貴女へ」と、執った筆を置いてから幾月。
何が変わったと云うのか。

 

焦げ付いた悪癖は容易く変えられるものではない。
それが自分の為ならば尚のことで。
こんな風では無かった頃に思いを馳せる。
「大人」になった君は。僕は。
「あの頃」の僕たちをこの手で殺めた。

 

雨音がいやに耳に響く日は、ほんの少しだけ素直になれる。
雑音めいたこの聲が誰に届くともなく搔き消される。
僅かな一歩を踏み込む勇気を。
漂白された真白になれずとも、
この陽の下で一刻だけ...。

 

苦しみはもう要らない。
今この一瞬だけ。
あなたの本当のイノセンスを。

 

あなたの言葉を聞かせて。
あなたなりのイノセンスを。
奇麗な言葉でなくていい。
あるがままの聲を。

 

いつか誰かにとって、暗く冷たくとも穏やかな居場所になれるような。
そんな...言葉を。

 

心の縁から溢れ出したあなたの言葉。
”イノセンス”

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