Myosotis

Lyric: atsuki

Music: Tanana

Arragne: Haze of the Bullet Blossom, Okamoto

Featuring: ユーサク(SheeSawHarm)

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[Lyric]

You walk along the levee, you are saying something.
Preparat are fragments of memory.
The reddish-purple sky,like blood oozed. 
You go without an umbrella.

 

You were saying something.
I had something to say to taht.
A memory is far away. 
No sound. You walk.
Chasing and chasing, but the distance between them never gets shorter.
You go.

 

Someone's footprints left in a dark heart.
The cracked piece of glass that peeks in at the end of the night.
Refraction of moonlight. 
More beautiful than ever.
Enjoyed with a distorted look.
The distant you were talking something.

 

「本当に其処に君が居たのか」と。
不確かな過去を抱いて。

 

嗚呼、届かぬ声よ。
また溶けて消えて。
(Before you disappear in the haze.)
霞んだ君が居なくなる前に、
また詞を残した。
嗚呼、聞こえぬ声よ。
此処に宵と微睡む。

 

落ちた花弁を拾い集める。
体を為す花の亡骸。
再た溢れ落ちる。
僕を嗤う。

 

嗚呼。滲んで。

 

君に罅が入る。
君は微笑んで。
胸臆に根を刺す勿忘草。
「忘れないで」

 

嗚呼、届かぬ声よ。
在りし日の君が、
霞み白に塗りつぶされていく。
(Before you disappear in the haze.)
甘い毒が流れた。

嗚呼、聞こえる。声が。
「君の中に」
在りえ無かった夕景の内。

 

例え其れが君でなくとも、
僕の創る幻想たれども、この手を振ろう。
「またね」と言おう。
思い出だけはせめて、
ずっと綺麗でいて。

 

You walk along the levee, you are saying something.
You crack. You smile.
The forget me not. 
That is blooming in me.

 

陽が延び、曇天の空が続く頃。
微睡みの中で、
また、あなたの足跡を探そう。

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[和訳]

堤防を行く君が何か言っている。
プレパラート、記憶の断片。
血が滲んだような赤紫の空。
傘を差さずに君は行く。

 

あなたが何か言っていた。
私も何かを言っていた。
追憶遠く。音も無く。
君は行く。
追いかけど、追いかけど、
その距離が縮むことはなく。
君が行ってしまう。

 

溟き心象に遺りし人蹤。
終夜、覗き込む罅の入った硝子片。
月明かりの屈折。嘗てより美しく。
歪んだ貌にて享受。
遠い君が何か言っている。
遠い君が何か言っている。

 

「本当に其処に君は居たのか」と。
不確かな過去を抱いて。

 

嗚呼、届かぬ声よ。
また溶けて消えて。
霞んだ君が居なくなる前に、
また詞を残した。

嗚呼、聞こえぬ声よ。
此処に宵と微睡む。

 

落ちた花弁を拾い集める。
体を為す花の亡骸。
再た溢れ落ちる。
僕を嗤う。

 

嗚呼、滲んで。

 

君に罅が入る。
君は微笑んで。
胸臆に根を刺す勿忘草。
「忘れないで」

 

嗚呼、届かぬ声よ。
在りし日の君が、
霞み白に塗りつぶされていく。
甘い毒が流れた。
嗚呼、聞こえる。声が。
「君の中に」
在りえ無かった夕景の内。

 

例え其れが君でなくとも、
僕の創る幻想たれども、この手を振ろう。
「またね」と言おう。
思い出だけはせめて、
ずっと綺麗でいて。

 

堤防を行く君が何か言っている。
君が罅割れる。君が笑う。
私の内に勿忘草が咲く。

 

陽が延び、曇天の空が続く頃、
微睡みの中で、
また、あなたの足跡を探そう。